モデル | Sound-Ⅳ |
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真空管 | 12AX7(JJ)x1, 6V6(JJ)x1 |
スピーカー | Jensen C10R |
出力 | 3W @5%歪率 |
サイズ | 約 W420xH345xD160 mm |
重量 | 約 5.7kg |
コントロール | BRIGHT ,VOLUME, TONE ,MASTER , ATT(アッテネーター) |
価格 | オープン・プライス |
ハンドメイドです。
Sound-4のご購入は、こちら 最初に見た時には、キャビネットの奥行きの短さに驚くでしょう。次に手に持って、その重量の軽さに驚くでしょう。
固定観念やさまざまなウンチクは一時忘れて、ご自身の耳でこのアンプの音を確かめて下さい。
◎スピーカーとキャビネットの特徴
開発で目指したのは、1950,60年代の小口径スピーカー、小出力の小型アンプでした。この年代の小型アンプのレプリカはメーカー製に限らず、ブティックアンプと言われる物まで多種多様に有るようです。とりわけ、ツイードタイプのアンプを模した物が多いようですが、音を聞くと何かが違いました。修理を行っていると、なかなかお目に掛かれない当時のアンプの音を聞ける事が有ります。それらのアンプには国内外製問わずに、共通した音の鳴りが有るのです。その要因には、二つの事が重要でした。一つはアルニコ・マグネットのスピーカーが奏でる音です。アルニコ・マグネットのスピーカーは、レプリカが手に入りますので、採用しているアンプも多いようです。しかし、この手のスピーカーは高価で有り、無名のハンドメイドのアンプに採用するには現実的ではありませんでした。
アルニコ・マグネットのスピーカーの採用は見送りましたが、でもアルニコ・マグネットでは無くても、そのような素晴らしい音の出るセラミック・マグネットのスピーカーも有ります。
そこで、セラミック・マグネットのスピーカーから選択するべく、繰り返し試聴テストをした結果、今回採用のJensen製スピーカーとなりました。
そしてもう一つの要因は、キャビネットです。音の変化では、スピーカーの違いが最も大きいのですが、さらに深いところの違いとでも言いましょうか、それはキャビネットの鳴りなのです。
一見、キャビネットが鳴ってしまっては、都合が悪いように思うかも知れませんが、実はこの事が重要なのです。
1980年代後半頃からでしょうか、キャビネットにMDFという材料が使われるようになりました。この材料は堅く強度が有り、質量の重いのが特徴です。しかし、MDFを採用したキャビネットは、音の鳴りとしては合板に劣る物でした。特にベース用のキャビネットでは、顕著に感じました。
もちろん、合板で作られたキャビネットも存在します。しかし、何かが違うのです。やはり、音の鳴りが違うのです。
開発を初めてから真剣にその視点に注力すると、長年の経験で音が良いと思ったアンプに共通項が見いだせたのです。その結果は、薄い合板による奥行きの短いキャビネットでした。強度の点から大型アンプでは実現の不可能な要因ですが、小型アンプだからこそ実現の出来る最大の特徴なのです。
◎内蔵アッテネーターの特徴
開発で目指した小型アンプたちですが、小出力とは言え、どれも家庭でギターを心地良く弾くには爆音となってしまいます。出力3WのSoundーⅣも例外ではありません。そのような時のために、アンプの出力を下げる外付けのアッテネーターが市販されています。一般的にアッテネーターを使用すると、アンプをドライブした時の歪んだ音が少し弱くなり、まるでカーテン越しにでも鳴っているような感じにもなります。SoundーⅣでは、アッテネーターを使用しても、アンプをドライブした時の歪みが、極力損なわれないようになっています。
また、外付けのアッテネーターの使用では、アンプを過剰にドライブさせて、アンプを壊してしまうリスクが有ります。その点、SoundーⅣでは設計の段階から内蔵アッテネーターを考慮していますので、安心してお使い頂けます。
Sound-4のご購入は、こちら
固定観念やさまざまなウンチクは一時忘れて、ご自身の耳でこのアンプの音を確かめて下さい。
◎スピーカーとキャビネットの特徴
開発で目指したのは、1950,60年代の小口径スピーカー、小出力の小型アンプでした。この年代の小型アンプのレプリカはメーカー製に限らず、ブティックアンプと言われる物まで多種多様に有るようです。とりわけ、ツイードタイプのアンプを模した物が多いようですが、音を聞くと何かが違いました。修理を行っていると、なかなかお目に掛かれない当時のアンプの音を聞ける事が有ります。それらのアンプには国内外製問わずに、共通した音の鳴りが有るのです。その要因には、二つの事が重要でした。一つはアルニコ・マグネットのスピーカーが奏でる音です。アルニコ・マグネットのスピーカーは、レプリカが手に入りますので、採用しているアンプも多いようです。しかし、この手のスピーカーは高価で有り、無名のハンドメイドのアンプに採用するには現実的ではありませんでした。
アルニコ・マグネットのスピーカーの採用は見送りましたが、でもアルニコ・マグネットでは無くても、そのような素晴らしい音の出るセラミック・マグネットのスピーカーも有ります。
そこで、セラミック・マグネットのスピーカーから選択するべく、繰り返し試聴テストをした結果、今回採用のJensen製スピーカーとなりました。
そしてもう一つの要因は、キャビネットです。音の変化では、スピーカーの違いが最も大きいのですが、さらに深いところの違いとでも言いましょうか、それはキャビネットの鳴りなのです。
一見、キャビネットが鳴ってしまっては、都合が悪いように思うかも知れませんが、実はこの事が重要なのです。
1980年代後半頃からでしょうか、キャビネットにMDFという材料が使われるようになりました。この材料は堅く強度が有り、質量の重いのが特徴です。しかし、MDFを採用したキャビネットは、音の鳴りとしては合板に劣る物でした。特にベース用のキャビネットでは、顕著に感じました。
もちろん、合板で作られたキャビネットも存在します。しかし、何かが違うのです。やはり、音の鳴りが違うのです。
開発を初めてから真剣にその視点に注力すると、長年の経験で音が良いと思ったアンプに共通項が見いだせたのです。その結果は、薄い合板による奥行きの短いキャビネットでした。強度の点から大型アンプでは実現の不可能な要因ですが、小型アンプだからこそ実現の出来る最大の特徴なのです。
◎内蔵アッテネーターの特徴
開発で目指した小型アンプたちですが、小出力とは言え、どれも家庭でギターを心地良く弾くには爆音となってしまいます。出力3WのSoundーⅣも例外ではありません。そのような時のために、アンプの出力を下げる外付けのアッテネーターが市販されています。一般的にアッテネーターを使用すると、アンプをドライブした時の歪んだ音が少し弱くなり、まるでカーテン越しにでも鳴っているような感じにもなります。SoundーⅣでは、アッテネーターを使用しても、アンプをドライブした時の歪みが、極力損なわれないようになっています。
また、外付けのアッテネーターの使用では、アンプを過剰にドライブさせて、アンプを壊してしまうリスクが有ります。その点、SoundーⅣでは設計の段階から内蔵アッテネーターを考慮していますので、安心してお使い頂けます。
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◎画像ギャラリー
◎カラーサンプル
※画像の色・質感は実際の商品と多少異なる場合がございますので、店頭の素材サンプルをご確認下さい。
◎サウンド・サンプル
※記載内容および仕様は、予告なく変更する場合があります。
また、ハンドメイドにつき、製作上に多少の傷が生じる場合もあります。あらかじめ ご了承下さい。